活動性潰瘍性大腸炎に対する抗TL1Aモノクローナル抗体Tulisokibartの第II相試験
N Engl J Med
Sands Bruce E
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N Engl J Med
- 研究の目的Tulisokibartは、潰瘍性大腸炎の治療を目的とする抗TL1A抗体であり、本試験では中等度から重度の活動性潰瘍性大腸炎患者を対象に、その有効性を評価する。
- 方法ランダム化比較試験。プレドニゾロン依存または従来の治療が無効な患者を対象に、Tulisokibartまたはプラセボを投与し、主要評価項目として12週時の臨床的寛解率を確認した。
- 結果コホート1では、Tulisokibart群がプラセボ群よりも臨床的寛解率が有意に高かった (26% vs 1%)。陽性遺伝子診断の患者群でも同様の結果が得られた (32% vs 11%)。有害事象発生率は両群で同程度だった。
- 結論短期試験の結果、Tulisokibartはプラセボよりも潰瘍性大腸炎患者の臨床的寛解を有意に誘導した。
Sands Bruce E
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