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BEACON CRC試験におけるBRAF-V600E変異転移性大腸癌の分子プロファイリング
Nat Med
Kopetz Scott
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Nat Med
目的
BRAF-V600E変異転移性大腸癌(mCRC)に対するEnco+Cetux±Bini治療の反応予測バイオマーカーの解明と治療抵抗性メカニズムの解析を目的とする。
方法
第3相BEACON CRC試験において行った前向き探索的バイオマーカー解析。全エクソーム・トランスクリプトームシークエンスおよび循環腫瘍DNA解析を実施し、ゲノムおよび転写物の相関を検討した。
結果
免疫シグネチャーの高い腫瘍ではEnco+Bini+CetuxのOS改善効果が示唆された。Enco+Cetux±Bini治療中のRAS, MAP2K1, MET変異が頻出し、高い細胞周期関連遺伝子シグネチャーと関連。TP53変異はMET増幅と関連していた。
結論
Enco+Cetux±BiniはBRAF-V600E変異mCRC患者に有効であり、MAPK経路標的療法の反応と抵抗性に関する知見を提供する。
Kopetz Scott
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