自己由来のマイクログラフトに含まれるナノベシクル、エクソソーム、及び毛包幹細胞が男性型脱毛症に与える影響: 多施設観察研究によるin vitro及びin vivo解析
Aesthetic Plast Surg
  • 目的
    男性型脱毛症(AGA)患者に対するマイクログラフト(MCG)治療のin vivo結果と、エクソソーム(細胞外小胞, EV)のin vitro解析を報告する。
  • 方法
    多施設、レトロスペクティブ、観察研究。60人のAGA患者(男性40人、女性20人)をMCGで治療。脱毛および毛再生について、1年間の追跡にて評価。EVは電子顕微鏡と蛍光顕微鏡で解析。
  • 結果
    女性型AGAでは毛密度が12ヶ月後に28 ± 4本/cm2、男性型AGAでは30 ± 5本/cm2増加し、有意な差(p<0.05)が確認された。EVの存在と細胞との相互作用が示された。
  • 結論
    HF-MSCとエクソソームを含むMCGは、軽度から中程度のAGAに対する安全で有効な治療法となる可能性がある。
Gentile Pietro
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